鍋掛住宅

(完成写真は下のほうにあります)
那須塩原市鍋掛にて住宅工事を開始しました。

基礎はベタ基礎です。ここは非常に地盤が良好なので、ベタにしています。
配筋が終わり、これからコンクリートを打設していきます。
ベースの基礎が終わり、これから立上り部分の型枠を組んでいきます。
型枠が終わり、これからコンクリートを流します。
周りに組んである骨組みは冬場なので、シートをして保温するための骨組みです。この時期は凍結の心配があるため、このような工夫をしています。
玄関の土間コンクリートを打設しています。
この敷地は道路よりも高いので、車が入れず、重機で持ち運びをしています。
外部のポーチや階段の基礎を作っています。ここは道路から70cm程度地盤が上がるため、土留めを兼ねて立ち上がりを作っています。

ポーチはタイルを貼る予定です。
玄関ポーチの基礎が終わりました。このポーチは磁器タイルを貼ります。
このお宅は道路よりも結構高さを上げていますので、土留めも兼ねて周りの立ち上がりを造りました。
家の地盤が道路よりも70cm程度高いので、ポーチには階段で上がっていきます。階段部分は化粧モルタル、ポーチには磁器タイルを貼って生きます。
土台を敷きました。あとは上棟を待ちます。
足場を立てました。軒の出が90cmと広いので、通常の足場よりも巾の広いものを造っています。軒の出が多いとコストは上がりますが、雨や日照を考えればそれ以上のものが得られます。
また、メンテナンスも雨が当たりにくい分、例えば吹き付けし直しも軒が短ければ10年のところ、この住宅は20年は大丈夫、といった具合に将来的なコストも大幅に下がります。
ですので、当社では軒の出を深くすることをお勧めしています。
鍋掛の住宅で本日上棟を行いました。天気があいにく悪く、途中で雪が降ってしまい途中で終了です。残りは後日に行います。天気は曇りのはずだったのですが、雪が結構降ってしまい、残念ですが途中で一旦終了しました。

このお宅は8寸の通し大黒柱を2本使い、構造材も天然乾燥材にこだわり、刻みも大工さんの手刻みです。プレカットに比べればコストは上がりますが、つくりはまさか上等です。
8寸の通し柱を2本建てて、そこに大梁を架けています。その他に手前に8寸の太柱を立てていますので、全部で4本の大黒柱を使用しました。
雪のため、延期になった上棟を本日行いました。今日は天気に恵まれましたが、明日からまた雪なので、また一時中断になりそうです。
2階の吹き抜けは屋根なりの天井になり、写真の松の曲がり梁が化粧で見えてきます。上下は丸みが残っており、大工さんが化粧に刻んでいます。これは通常の梁に比べてかなりの手間がかかりましたが、組みあがるととてもいい雰囲気になりました。
現在は下地材の取り付け、金物の取り付け等を行っています。
吹き抜けの2階梁は松の曲がり梁にしました。曲がりはその曲がりを考えながら組まなければならないので、大工さんも腕の見せ所になります。

実際に仮組みを繰り返して加工するので時間がかなりかかります。
屋根工事も始まりました。防水シートを貼って、瓦の下地桟を打ったところです。
屋根瓦を施工しています。瓦は和瓦の銀いぶしです。なかなかしぶい色合いで格好いいです。
吹き抜け部分を上向きに写しています。中央にある部分は渡り廊下のようになります。うまく説明できませんが、吹き抜けの中にブリッジができるようなイメージです。
さらにその上部には松の曲がり梁が化粧で組み合わさっているのが見えます。
サッシ周りの防水処理をしています。漏水が施工する側も建主様も一番嫌うことです。ミズが入る可能性があるところはだいたい決まっていますので、そこを重点的に処理していきます。
外部は現在ALCの外壁を貼っています。看板がついている面の途中まで貼っています。防水シートと色が似ているのでわかりにくいですが。
この後は、コーキングをしてしばらくしてから仕上材を吹きつけて終了となります。
この住宅はベランダも木製です。構造が本体とつながっているので、そのつながりの部分が雨漏りのリスクが大きく、神経を使います。
現在内部は壁の中に入る杉の厚板を貼っています。この板を積み上げることで、断熱や耐震に大きな力を発揮します。他の断熱材に比べれば、施工や材料に費用はかかる場合がありますが、それ以上のものを得られると考えています。
リビングの吹き抜けに架かる渡り廊下を下から見ています。ここは後で梁と梁の間には天井を貼ります。ほとんど真壁で柱と梁が見えてきますので、どっしりとした構造体も見え、吹き抜けに架かる渡り廊下も面白く見えてくるのではないかと楽しみです。
外回りの壁内部に杉板を貼り上げる作業はほぼ終わりました。建築基準法上は筋交として認められてはいませんが、前面に張るので、バランスも良く、実際には筋交としても非常に強固に機能します。
玄関ポーチの下屋を下から見ています。
軒裏は杉板の化粧天井にしています。タルキもこのまま化粧で見えてきます。
玄関には施主様支給のサクラ材を取り付けています。原板は支給で、その後の加工・塗装等をこちらで行いました。
床板は巾も30cm以上あり、かなり立派な床板に仕上がりました。框も同じくサクラです。
ALCの施工も完全に終わり、コーキングも終了しました。あとは、吹きつけをしていきます。
リビングのサッシ枠を横から見ています。ここは建てぬし様のこだわりで、引き分け障子になります。枠はその分長くなり、この枠で5m弱の特殊材を使用しています。
引き分けはサッシ部分が全面開口になるので、明るく開放的ですが、障子の納まるスペースが必要なことや、施工が大変で、材料も特殊になってきます。
2階の天井の仕上げです。杉板を貼っています。このお宅は天井はほとんど杉板になります。
現在2階の天井を施工しています。赤く見えるのが断熱材で、全面に貼っていきます。この地域は冬寒いので、やはり冬いかに熱を逃がさないかを考えて断熱をしています。
ダイニングからリビングをみています。中空に渡り廊下が出来ます。もちろん手摺はつけて転落しないように造っていきます。2階の奥は寝室になります。
階段部分を見ています。この階段下には蓄熱式のヒーターを置きます。深夜電力を利用したものです。
子供室は勾配天井にしています。壁は2mまで腰板を張っています。全面張るとちょっとしつこいので、途中までにしました。
浴室はハーフユニットバス(下半分だけのユニット)なので、腰上と天井は青森ヒバを張りました。ヒバは特有の香りがあり、水にも強いので浴室には最適です。但し、日頃の手入れは必要になってきます。
1階トイレの手洗カウンターです。陶器の器を埋め込んで作りました。水栓はこれから取り付けていきます。
外部の吹き付け仕上も終わり、これからベランダの木部を施工すれば建物外部はおわりになります。
玄関の扉は建主様のご希望で無垢材で製作しました。タモの木です。色も均一できれいで、重厚感もあります。
気密性や、狂う可能性などはアルミには劣りますが、無垢ならではの質感といいますか、良さが伝わってきます。
外部はこれからベランダを作り、1階にはデッキを製作していきます。今回は耐久性に優れたジャラ材を使用します。
リビングの吹抜け天井部分です。松梁を化粧で組ませて天井は勾配天井にしています。
子供部屋は勾配天井になっています。天井は杉板、壁も全面だとしつこいので、2mまでを杉板にしてその上は左官塗りにします。
この部屋は将来2つに分けられるように入口を二つつくっています。
デッキを作成しています。ジャラの木なので、非常に硬く(その代わり非常に高耐久)、大工さんも下穴を空けてビスを打つのでとても手間がかかります。ただ、腐ってまた取替え、ということが長期間に渡って心配する必要が無いので、結果的には安上がりになると思います。
外部の窓の格子はアルミではなく木で製作しました。塗装はしていますが、他の外部の木部と同様、数年で変色していきますが、それも味わいと考えて、見た目のアクセント・施主様の好み等により選びました。
ダイニングの一隅に本箱をつくりました。机の脇に作っています。これは建主様の設計で、脇の本立てなども建主様の考えによるものです。
洗面所です。洗面台は木で、くりぬいたところに陶器の洗面器を入れます。また、収納も大工さんに製作してもらいました。
浴室もあとは、小物をつければ完成です。一般的なユニットではなく、下だけユニットなので、防水性を確保しつつ、木も張れるので雰囲気の良い浴室になりました。
ダイニングからリビング・吹抜けを見ています。壁の珪藻土も塗り終わりました。床の養生をはがせばまた違って見えると思います。
1階の柱は3.6mと通常よりも60cm高いので解放的です。照明器具をつけるとこれもまた違って見えてきます。完成が楽しみです。
階段は手摺を杉の棒を加工して使用しています。通常はタモの集成材をしようするのですが、建主様の希望で無垢の杉にしました。
キッチンからリビング方向を見ています。キッチンからも奥の和室までが見通せるので、家族の一体感を増すことができます。

以下は完成写真です。
外観です。

外壁はALC、屋根はいぶし瓦です。全体として、あっさりとした色調にしました。

屋根のシルバーにサッシや雨樋の色も同調させて、木部と玄関扉の色もそろえています。
玄関ホールです。

扉はタモの無垢材を使用しています。

左手は靴入れです。
ホールの床は施主様支給のサクラをこちらで加工して取り付けました。
リビング入口の扉は施主様のデザインによって製作しました。
リビングの吹抜けを見ています。

2階の廊下は渡り廊下のようになっていて、中空に架かっているように見せています。

床と天井は杉板、壁は珪藻土です。

左手にはリビングと続きで和室があります。
ダイニングにあるスタディーコーナーです。脇には本棚を作りました。

カウンターは杉板です。
ダイニングからリビング方向をみています。
キッチンはIHなので、天井にも板を使っています。

カウンターはL字に造り、木曽桧を使用しました。ダイニングの左手にあるスタディーコーナーにいる子供も十分感じられます。
キッチンの背面収納は家具屋の製作です。

引き出しを7個つけました。空いているところには電子レンジを入れます。
リビングには深夜電力を使う蓄熱式ヒーターを2台置いてこれで暖房を取ります。

1台は階段下のスペースを使用しています。
リビング横の和室です。南側には雪見障子をつけています。
トイレには手洗カウンターをつけました。
洗面所の洗面台は造り付けにしています。

収納棚も手作りです。
浴室はハーフユニットバスにしています。

防水効果を確保した上で、板を貼りたいということでこうしました。

板は壁・天井共に天然青森ヒバの役板にしています。青森ヒバはヒノキチオールを持つ数少ない樹種の一つで薬の木とも言われています。ちなみに、ヒノキにはヒノキチオールは含まれていません・・・。

浴室の板貼りはこまめな手入れが必要になります。
階段です。ちょっと写真が暗くてわかりにくいですが、いつものように杉材で製作しています。中2階までは蹴込板をつけていますが、中2階から2階までは蹴込板はつけていません。変化をつけています。
階段の手摺はいつもはタモの集成丸棒を使用していたのですが、施主様のご希望により、杉の角材を面を取って取り付けました。これにより、この家では集成材は一切使用していません。

合板も築熱ヒーターの下地に必要で使用した程度で、ほとんど使っていません。
2階のトイレ横にある洗面所です。信楽焼きの洗面器を取り付けました。
寝室です。

床と天井が杉板、壁は珪藻土です。あっさりとした仕上げになりました。左側の戸からはクローゼットに行くことが出来ます。
寝室から使用するクローゼットです。4畳の広さがあります。

一部は布団が入るように中棚や枕棚を設けています。その他のスペースには持ち込みのタンスを置く予定です。

湿気のことを考えて、前面杉板を貼っています。但し、等級を落として欠点材を使用することで、金額的にかなり抑えています。自社で羽目板の生産を行なっているので、この辺の融通はかなり利きます。
廊下吹抜け天井です。ここも勾配天井にして広がりをつけました。

松の曲がり梁が変化をつけています。
子供室です。屋根勾配なりの天井になっています。

夏場の暑さを少しでも軽減するために、屋根と天井の間には空気層を設けています。それでも平らな天井に比べれば暑いです。

天井は高気密にしていますので、冬場は部屋の熱が逃げるのを防ぎ、夏は屋根からの熱の伝わりを軽減します。

将来二つに仕切れるように、入口を二つにしました。